どうも部長です。
先日下町ロケットを見ました。
映画につきものの誇張があることは否めませんが、中小企業のリアルに迫ったいい映画だと思います。
そして部長自身、勇気付けられました。
そこで特に記憶に残った点について書いていきたいと思います。
ハッピーエンディングのストーリー、また部長の希望も混じっているのでそれはご愛嬌で。
自分のやっていることに自信が持てない方にも参考になるかと思い書いています。
下町ロケットを見て勇気付けられたこと7つ
①好きなことをすることが結局幸せに繋がる
ロケット用のバルブの開発を続けたことが会社の将来を築いていくことになりました。
これは結果ですが、好きなことでないと多額の研究費をかけてまで続けてこれなかったはずです。
また、研究を続けられること自体が幸せであったことは想像に難くありません。
②技術は正当な評価を受ける
レベルと希少性などにより、受ける評価はバラつきながらも一定に落ち着いていくと考えられます。
ニッチな技術でも応用の仕方やマッチングを広げることで正当な評価を受けることに近づいていきます。
③オンリーワンは圧倒的な強みになる
オンリーワンの技術を持っていると代替がきかないため、メーカーが優位に立つことができます。
今回は、特許権の売却→特許の使用権→製品供給とメーカーの希望する結果に持ち込むことに成功しています。
オンリーワンはメーカーの立ち位置すら変化させます。
④技術はグローバルなものである
もし商談がまとまらなかった場合でも、海外に販路を見いだすことも可能だったはずです。
それもメーカー優位の交渉ができた理由の一つです。
技術は特に普遍的なものであり、国内だけで考える時代ではなくなりました。
⑤成長産業に関わると予想外の引き合い・メリットがある
今回開発していたのが成長産業のロケット部品でした。
これが衰退産業であれば、今回のような想定外のことは起こりにくいものです。
成長産業に身を置いていれば平均のパフォーマンスでも大きな伸び率になることが知られているように、
予想しなかったメリットを享受できる確率も上がるはずです。
⑥ニッチな分野に集中すれば中小企業でも大企業を圧倒できる
ニッチな分野に進出しても十分なリターンが見込めないので、大企業は企業の買収を中心に進めていくことになります。
よって、中小企業の方が特定の分野で秀でていることは十分にあり得ます。
また、買収は常に成功するものではなく、中小企業側が同意しなければ、それを起点にした拡大も可能となります。
⑦長期的に考えることが企業価値を上げる
目先の飯ではなく、長期的に考えて選択・行動すると企業価値は上がります。
今回はキャッシュ不足に追われながらも、訴訟に勝てると信じ、技術を安売りしなかったことで企業価値が上昇してます。
実生活と同様に、企業においても長期的に考えることが重要なのに変わりはありません。
最後に:
中小企業だからこそ追える夢があるのかも知れません。
そんなことを下町ロケットは教えてくれた気がします。