どうも部長です。
みんなは決断力に自信があるだろうか。
部長はぶっちゃけ、
ない。
だからプアなんだろうが、部長の場合、
決断力がない=他の選択肢を考え、その中でベストな選択を求める結果、意思決定が遅れてしまう。
という感じの罠に陥ってしまいがちだ。
むしろ決定できない時さえある。
もう少し待てば、もっといい選択肢が増えるかもしれない、と。
だから日常生活はできる限り、選択肢を排除した生活を送っている。
例えば、以下のような感じ。
①着る服はほとんど同じ。
②食べるものは数種類のメニューで回す。
③人のすることに干渉しない。
④買い物は週1回のみ買い出しに行く。
⑤メールは必要最低限のみ。
⑥連絡をとるのは親友のみ。
⑦食事の時間、風呂の時間、寝る時間、ほぼ固定。
(ついでに)コーヒーを飲む時間は正午まで
などである。
前にも書いたが、
まさにこれに尽きるからだ。
前回の時から比べると、不必要なことを削ぎ落としているように思える。
実際のところ人付き合いが悪くなったりしていることだろうし、
他人からはどう思われているかわからない。
しかし、自分が考えるアウトプットの質は確実に上がっている。
取り組みの種類が少ないので飲み込みも早い。
回り道しないので、明日にしよう、なんてことが少なくなった。
(なくなったとは、まだ言えない。)
ただ、今回旅行に行って感じたこと。
久々に選択の連続だったので、
普段はルーティンで動いている分、決断疲れをした感がかなりある。
ホテル選び、移動、食事、買い物、各種トラブル対応、
などなど、もう決断のオンパレードである。
しかも最高の選択をしたいと思うものだから、
リサーチしたり、比べてみたり、大変だった。
部長の限られた予算内で最高のものを求めると、
そこそこ時間のかかる調査が必要になる。
結果的にはかなりハイレベルな選択が大体においてできているのだが、
何か、割りに合わない。腑に落ちない感がある。
海外旅行が初めての若者なら、
色々と調べたりすることは必須だと思うし、
勉強になることも多いかと思う。
ただ、部長はパスポートの空きがなくなるほど旅をしてきた。
しかも、観光しようとかそういう気持ちはゼロだ。
たまにビールが飲めればそれで良い。
自分の時間を作り、集中する時間を作るために旅に出る。
(断っておくが、自分探しではないので。)
だから、ここまで最高の選択を求める必要があったのか、
というのが引っかかっている。
仕事をする際にも同じだと思うが、
とりあえず仕上げることの方が、
品質よりずっと重要だったりするもんだ。
だからある程度最低ラインを割らなければOK、
ぐらいの気持ちで旅行した方がよかったのかもしれない。
実際、そもそも海外の人、モノ、サービス、など
クオリティ全般に関しては期待していないのだが、
自分の選択にはかなり期待してしまっていた感がある。
クオリティが期待できない分、
自分の選択でいいものにしようという、
職人魂というか、頑固さ、自我が出ていたのではと思う。
全てをそんな感じで進めようとすると、
本当に決断すべき時にできない、
そんなことにもなりかねないし、
実際、相手と自分の両方のミスで
大変なことになりそうになったこともあった。
そんなことにならぬよう、
価値観と意志はしっかり持ちつつも、
最低限のラインを引いて、できる妥協はしっかりとする。
このことをしっかりと肝に命じていきたい。
そうすれば意思決定を素早く行えるはずだ。