どうもプア部長です。
皆さんはテコの原理を使っているだろうか?
爪切りや栓抜き、ハサミなんかもテコの原理を用いているので頻繁に使っていることだろう。
では仕事や人間関係など、人生におけるテコの原理についてはどうだろう?
一般的にはレバレッジと呼ばれているが、意識して使っている人はどれくらいいるのだろうか。
FXや株のレバレッジではなく、人生を加速させるレバレッジだ。
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レバレッジを考える理由
レバレッジについて考える理由。
それはひとえにワープアを抜け出し、人生を加速させたいと考えているからだ。
圧倒的な結果を残す人は皆レバレッジをかけている。
部長も彼らにならい、偉大になるために人生のレバレッジをかけていこうと思う。
まず人生のレバレッジとは何か。
物理学のレバレッジは”小さな力で大きな力を発生させる”だった。
ここでのレバレッジとは、自分以外の力も利用することで
一人では成し遂げることのできない成果を達成する力のことである。
なぜレバレッジが重要なのか
簡単にいうと自分一人の力は限られているからである。
自分だけでやっていてもなかなかレベルも上がらず、進まない経験をたくさんしてきた。
そんな時は他者の力を借りることなく、自己完結していたことが多い。
他者の力を借りることができれば、得られる情報(インプット)からして違う。
情報の質・量・速さが適切なので正確な判断を下しやすいし、
他者の力が加わればアウトプットの質・量・速さも向上する。
そしてこのサイクルを回すことで、さらにレバレッジは加速していく。
多くの偉人が成し遂げてきたことをみても、結果を残すにはレバレッジを意識した行動が不可欠である。
レバレッジに必要なもの、得られるもの
レバレッジをかけるのに必要なもの
自分の持っているもので、使えるもの全て
・スキル
・経験
・時間
・熱意
・人脈
・影響力
・金融資産 など
レバレッジをかけて得られるもの
・自分に足りないもの
・自分が気づかないもの
・時間
・新たな機会(運)
・仲間たち など
偉大な起業家・投資家はレバレッジの専門家
かの有名なウォーレンバフェット。
彼はもともと富豪ではなかった。
彼は複利の力の話でよく登場するが、投資の他にもレバレッジをかける行動をしている。
特に若年期の頃に行ったことは重要だ。
バフェットはまだ無名の頃にファンドを複数、立ち上げている。
当時のバフェットはそれなりには豊かではあったが、投資家としての資産規模は弱小レベルだ。
そんな時、彼は自身の能力と、時間、熱意をもとに出資を募った。
そして約束したリターンの超過分は彼の利益となった。
その結果、自身の資産だけでは決して得ることのできない額のリターンをを得た。
つまり自身の能力・熱意・時間を使ってレバレッジをかけたと言える。
ちなみに投資では元本の大きさがリターンに及ぼす影響は大きい。
若年期で大きな資本を築けたことは、バフェット成功の理由のひとつだ。
それを可能にしたのがレバレッジの力だ。
偉大な起業家は、夢を掲げ、時には資金を利用し、周囲を動かす。
そして、自分の持っている以上の能力、人脈、時間を得、会社を成長に導く。
投資家は、資金面での優位性を活かし、投資先の資産や資源を獲得する。
一瞬でその会社が積み上げてきたものを手に入れる。
言い方を変えれば、時間を買っているとも言える。
時間にも大きなレバレッジをかけることができる。
一般人でもレバレッジをかけられる
話は大きくなったが、一般人でもレバレッジをかけられる。
というか、レバレッジをかけるからこそ成長していくと言ってもいい。
出世する人は権限を自分のためでなく人のために使うよね。リクルートで出世していった上司は「僕が君のために出来る事はある?」と必ず面談聞いて、伝えたことはすぐに実現してくれた。自分の権限を振りかざすのではなく与えられた権限をメンバーの信頼に変えていくやり方は今でもとても参考にしてる。
— moto (@moto_recruit) 2018年9月12日
ここでは上司は自分の権限を信頼に変えることでレバレッジをかけている。
信頼されていれば、部下は自分により協力的になり、貢献しようとするだろう。
上司が知らない知識やスキル、人脈をもたらしてくれることもある。
そんな上司が出世していくのは当然のことだ。
逆に、権限を振りかざすだけの上司のもとでは、部下の貢献は限定的なものになるだろう。
両者の違いは大きい。
レバレッジを使えているかチェックしよう!
自分は最高にうまくレバレッジを効かせた人生を送っている!という人はごく少数だろう。
日々の選択で迷った時にはぜひレバレッジを使う方を選択をしてみてほしい。
レバレッジが効いているかを考える時は、以下をチェックして欲しい。
・自分の持っているもので使えるものは全力で使えているか
・他者を積極的に巻き込めているか(他者の持っているものも使う)
・巻き込む他者にとってもメリットが大きいか?
実は、レバレッジ=保険にもなる
何かに取り組む時に自分一人でやっていても、なかなか進まないのはよくあることだ。
それは自分の力だけに頼っているからで、極論を言えば自分が倒れた瞬間ストップしてしまう。
レバレッジをかけて入れば、その間も仲間が助けてくれたり、自分が不在でも進行していくことも考えられる。
レバレッジというと攻撃的な、積極的なイメージを抱かれやすいが、実際は保険のような働きもする。
例えば、道に穴が空いていてしまい進めなくなったとしても、いつの間にか横に新しい道ができているイメージだ。
だから保守的だと感じている人こそ、レバレッジの力を使って欲しい。
保守的な、田舎暮らしのワーキングプア部長がするべきこと、それはレバレッジをかけることだったのだ。