どうも部長だ。
今日はカフェでの勉強<カフェ勉>について考えてみたい。
よく議論されているのは、カフェ勉でのマナーだとか、メリット、デメリットだろう。
ここでは細かいことは省略する。
部長が言いたいことはただ一つ。
”その道でプロになろうとする人はカフェで勉強するだろうか?”
部長は断言しよう、”ない”、と。
極めるのにかかる時間
その道のプロになるには10000時間の法則というのが有名だろう。
その名の通り何かを極めるためには10000時間をかける必要があるというあれだ。実際のところはどうかはその人のセンスや、集中力によるところも大きいと思うので一概には言えない。
ただ、何かをスタートした時に最低でもこれくらいの時間をかける心意気、気合いは絶対に必要だ。
例えば本業とは別の何かを習得するため1日3時間を費やすとすると、
10000÷3時間=3333日。10年近くかかることになる。とにかく時間がかかるのである。
いかに時間を投下するか
家では集中できないとの理由から、カフェのみで一日3時間取り組むケースを考える。
近くのカフェが集中できるとは限らないし、そもそも近くにカフェがないことも多いだろう。
その行き帰りの時間に加えて、カフェで席を探したり、注文したり、PCや本をセッティングしたりと付随作業が意外なほど多い。
例えば1時間がそれらのために使われるとすると、もし家で取り組めるようになればその1時間を加えて、4時間投下できることになる。(本気で取り組む人、という前提なので1+α時間も当然投下する)
つまり自宅で取り組めば、10000÷4時間=2500日で習得できる。
3333日ー2500日=833日
単純計算だが、833日も差がついてしまうことになる。
カフェと自宅での準備にかかる時間差は30分かもしれないし、1時間以上かもしれない。しかし、確実に投下時間に圧倒的な差がつく。
本気で取り組む人はこのことに無意識的にも気がついているはずである。
いや、時間がもったいない、すぐやろう、と。
無視できない費用
さらにここからはプア部長特有の問題なのだが、いかんせんお金がかかる。
スタバを例にいくらかかるか計算してみよう。
・ホットコーヒーtallサイズ320円
3333日通ったらどうなるか。
320×3333=1,066,560円。
なんと100万円を超えてしまうことになる。部長はスタバに行く前に、金を借りにいかなければならなくなってしまった。部長でなくともスタバに100万はちょっとした事案でないだろうか。
その一方、自宅での取り組む際はほぼ0円である。
では、自宅とカフェの両方を使えば?
当然家でも勉強するだろう、と考えてしまうが、カフェ勉の癖がつくと自宅では意外なほど取り組めなくなる。カフェでないと集中できない、が言い訳になってしまう。やる気はあるんだが、机に向かうのに億劫になってしまう。
個人的な意見だが、それならまだカフェ一択に絞った方がましだと思っている。
というのも自宅でもやる、カフェでもやる、だと息の抜き場がなく、両方で手を抜くことになりかねないからだ。家でやらないからカフェではなんとしてでもやらないと(+金かかってるし!)、こう思えばサボることもなくなるだろう。
結論:本気で取り組むなら自宅の一択。
本業でないことに取り組み、極めようとするなら特に時間がかかる。取り組む時間が限られているため、いかに早く、無駄な時間を使うことなく1分でも多く、取り組むかが重要。
3時間と4時間の差の割合は、9時間と10時間の差の割合より20%も多い。
自宅で今、取り組めないなら、それは本気になっていないということ。やる気がないということ。
自分への叱咤激励としたい。by プア部長