どうも部長です。
突然ですが、皆さんは海外移住について考えたことはありますか?
具体的に、国、地域まで絞り込んで考えたことはあるでしょうか。
漠然と移住してみたいとは考えるけど、じゃあどこに?と言われると結構悩むのではないでしょうか。
当然ですが、どこに住むのかは非常に重要です。
突然の思いつきで決めると後悔することにもなりかねませんので、日頃から考えていなければなりません。
ただ、すでに候補地がある方は少ないのではと思います。
そこで、場所を決めるにあたり大切な10の視点をお伝えできればと思います。
海外移住に憧れているが漠然な不安を抱いる方、また、直近で移住を検討されている方に役立つものになればと思い書いています。
なお、海外移住を検討している人のモデルとしてはフリーランスや現地で起業する方などまだまだ働くことを想定しています。
ですので、結果を出すために手段の一つとして海外移住をする、というイメージです。
ちなみに、部長はのべ4年ほどの海外滞在経験があり、今でも仕事と休暇合わせ1年のうち2ヵ月ほど海外で過ごしています。
海外移住地を考える際の10要素
海外移住地を検討する際には考慮する要素はたくさんありますが、中でも特に重要な10個に絞って考えていきましょう。
- ①治安が良い
日本の治安は世界最高レベルに良いです。
我々日本人にとっては治安は良くて普通のことですが、海外ではそうではありません。
なので、治安はまず1番に考えなくてはいけないのです。
海外になれている人でも治安の悪い地域では避けられないトラブルもあります。
場合によっては命が危険にさらされることもあるのです。
上級者であっても、やはり日本の治安を基準に感じますので、危険な地域では徐々に疲弊していくものです。
- ②物価が安い
これから何かに取り組む際には、色々と費用がかかります。
フリーランスでPC一つで働く場合であっても、生活を始めるためには特別な出費もかかってきます。
すでに財産を築いていたり、その土地ならではの目的があればいいのですが、そうでなければ物価が安いところを選ぶのは期待値をあげる意味でも当然でしょう。
- ③すでに土地勘がある
土地勘がある場所を選ぶことは、非常に大切です。
海外にある程度の土地勘がない場合には、国や地域探しから始まります。
長期的に住居を借り、腰を落ち着けるためにはどちらにしろその地域を理解してからになるからです。
目的がリタイア後の余暇なら、世界旅行をしながら考えればいいと思います。
ただ、働きながら場所を探すのは非常に大変なので、すでにある程度の見識がある土地を選ぶのは理にかなっています。
住んでもいいかな、と思えるところは意外と少なかったりします。
- ④日本からアクセスが良い
拠点を海外に移した場合でも、日本に帰国する必要はあるはずです。
それは突然のことも多いはずですし、そんな時に辺鄙な場所に住んでいれば帰国まで数日かかってしまいます。
家族の訃報や、日本で医療を受けなければならない時のことも考えるとアクセスのしやすさは重要です。
- ⑤住宅のコスパが良い
住宅のコスパは小売価格以上に国によって大きく異なります。
フリーランス的な働き方をするのであれば、自宅での仕事も多くなるでしょう。
予算に合わないからと言ってストレスの感じる部屋では、成果も出にくいはずです。
物価は安いけど、住居コストは高いところもたくさんあります。
ですので、住居のコスパには気を払うべきです。
- ⑥朝方の地域
夜型の地域と朝方の地域、これは地域ではっきりと分かれると思います。
生理的には早朝が最も能力を発揮できるので、朝方の地域を選びたいものです。
夜型の地域で朝方の生活をするのは意志の強さが必要です。
- ⑦市内を移動しやすい
市内移動のしやすさも考えてください。
渋滞を避けられる公共交通機関があるか、タクシーの乗りやすさ、バイクの借りやすさ、などです。
国によってはほとんど白タクだったりするので、そんな時は毎回の交渉も大変です。
移動するだけで疲れる、というのは避けたいところです。
- ⑧気候が良い
自分にあった気候を選んでください。
とはいっても、温暖で少雨な地域を好む人が多いでしょうし、荷物も少なくすむのでおすすめです。
ただ、雨季と乾季に別れているところも多いので一年を通して理想的というのはなかなか少なく、それにこだわっていると選択肢を狭めてしまいます。
(期間を分けて住むのであれば別ですが、コストも余計にかかります)
年間を通して妥協できるところを探しましょう。
- ⑨ビザを取得しやすい
ビザランのために時間と体力を使うと、成果を出すことから離れてしまいます。
ビザなしでの年間滞在日数の上限が決まっている国もあります。
ビザラン目的の入国は年々厳しくなりつつありますので、ビザ取得の前提で考えることをオススメします。
- ⑩病院が多い
実際にどの病院のレベルが高いか外国人にはわからないものです。
そこで、複数の病院を利用できる環境が大切です。
診断こそ最重要で、その後の治療の流れが大きく変わります。
日本の医療を受けることができれば一番いいのですが、まずは現地の病院にかかることとなります。
その場合は、複数の病院を受診することで診断のミスは防げることがあります。
海外移住をする目的を大切に
以上ですが、目的に応じた移住が大切かと思います。
今回は海外で働くという意味で成果を出すことを目標として考えました。
これらと合わせて、海外でなければならない理由も大切に考えるといいですね。